8時間睡眠してれば 万事OK!?
新睡眠指針の改定
厚生労働省は今年2月初旬、「健康づくりのための睡眠指針の改定に関する検討会」を開催した。
検討会では、一律、8時間睡眠の枠に拘るよりも、年代別の適正睡眠時間があって、睡眠の質の改善が生活習慣病予防のためには必要、また無理な熟睡を求めないこと、などが議題に上がったようです。
では、快適な眠りの為に何がいいの?質を高めるにはどうすればと、調べてみたところ出て来ました。
”眠ろうとするとき、体は自分で体温を下げている” ”深部体温が下がる” 『睡眠と体温』 テルモ体温研究所
眠る時には体温が下がるんだそうです。活動を休止するんですから当然ちゃー当然ですね。たとえば一瞬体温を軽く上げる、血流を良くした上で適当な環境にいると、熱の発散がなされて 内側に籠った熱が放出しやすくなるようです。
どういう理屈かというと脳の温度を下げて 昼間の活動モードから休息モードにスイッチを切り替えるそうです※2。過緊張で眠れない型の不眠症の場合、脳がガンガン活動モードになっているので、その覚醒刺激や脳の過活動状態から解放する必要があるわけです。
そこで、
覚醒刺激となるもの
- カフェイン
- ※飲食
- 激しい運動
- 冷え
- 過度な緊張
- 強い光の刺激
覚醒刺激を抑制するメソッド
- 適度な運動をする
- 入浴 →半身浴だけじゃない! ~~これだけある身体に '効く' 入浴法
- 手足から熱が放出しやすい格好※冷え症でも厚着は良くない
- 瞑想→瞑想でイライラ モヤモヤをスッキリ解消 身体(カラダ)と心(ココロ)のデトックスを
- ストレッチ
- 眠る前に部屋を暗くして直接、強い光を浴びない。
これらを踏まえ覚醒刺激を避けて、睡眠の質を高める行動をすれば入眠しやすく、睡眠の質も高められるようです。
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参考書籍:
参考URL:厚生労働省『e-ヘルスネット睡眠と健康』
※1 不眠症とは 定時に定量 眠れないことではなくて 起きて活動すべき必要性がある時間帯に眠気の為に活動できない または、集中できない状態を指す言葉と捉えるべきでしょう。
※2.年配になって寝るべき時間帯に寝れなかったり眠りが浅かったりするのは、活動モードの必要性がなくなったり、いつでも睡眠できるため 睡眠に適当な時間帯というのが’存在しない’。赤ちゃんと同じようなものですね。むちゃくちゃ寝ますが、寝れなくてぐずりはしません。寝たい時に寝ます。その場合は生活リズムや生活の必要性によるものなので、あまり気にやむ必要はなさそうですね。ただ’時間遺伝子’の発見もありました。健康には リズムのある生活が良いとされているので、昼間なるべく寝ないで、活動モードにスイッチを入れ、夜はきっちり休息のモードに入るのは健康のためにはgoodという事となりました。