冷えよ さらば! 末端冷え症をどうしたら克服できるのか。
ひえるの~ 春はまだかいね
人がストレスなく快適にすごせる気温は 18度~24度 といわれています。
更に、
知的作業時は 16.5℃±2
軽作業時 夏 22℃ ±2
冬 19℃ ±2
参照元・国会図書館データベース データリサーチ リファレンス共同データベース
上記の気温だと脳と肉体が一番機能しやすいようです。
しかしそうはいっても、日本でさえ昼間にそういった最適な環境が訪れるのは春と秋の ほんの少しの期間だけ。それ以外の期間に、外部環境を最適に維持するのには多くのコストが必要です。 いかに外部環境の変化に対して、体温を効率的に維持するか、今回は冷えをキーワードに 身近にできて 効率的な方法を紹介します。
冷えは ”内臓を保温させるための防御反応”です。
食生活、運動不足、冷暖房完備の快適な環境 、現代の社会生活は冷え症を促進する生活をしています。特に夏場の冷房 は 比較的 暑い環境に対して血流をよくして熱の発散を促し身体を順応させようとしている最中、逆行して冷気を浴びるわけですから。暑いのんか寒いのんかどっちやねん!と身体からそりゃ強いツッコミ(≠不調のサイン)が出てくるわけです。
外部から温めるのも一つの方法ですが、内部の熱を利用することで、より効果的に外部の温度変化に対し対応できるカラダへと変貌できます。
内部から熱を発生させ、内臓の温度低下を防ぎ、代謝を良くすることで血流を良くする。
- 運動※
- 燃焼を促進する食べ物・温かいものを摂る
- 腹巻き
内部からの発熱および代謝を阻害する主な要因
- 冷たい飲み物
- 過度な緊張
- 喫煙 etc・・
特に内臓の温度を下げる要因を排除し、温める要因を増やすことは 血管が拡張し、末端まで血液が運ばれ末端の冷え症に対してより根本的な対処方法となるようです。個別の方法については別の機会に
代謝を活発にし放熱するのに有効な食品成分
- カプサイシン・・唐辛子
- ショウガロール ジンガロール・・・しょうが
- ビタミンb1.・・・豚肉類 うなぎ たまご ごま 豆類 小麦胚芽 にんにくetc・・
- b2・・・レバー、もつ類、うなぎ、さば、納豆 etc・・
- アリシン(ビタミンの働きを補助します)・・にんにく、ネギ タマネギ
参照:みんなのきょうの料理
冷え症の対処だけに捉われて、これらの食材(漢方でいうと陽の食材)に偏りますとバランスを崩しますので、総合的な対策をしてください。
※度を超えた激しすぎる運動をした場合、その回復で多大なエネルギーを使うため、冷え症に対する対処法としてはともかく、それ以外の面で過負荷が原因の好ましくない作用が生まれる可能性があります。冷え症の対処としては心拍数120を超えない程度で適度な時間をかけた運動を推奨します。