絶対に失敗しないダイエット方法 って本当にあるの!? ~ 1-1 空腹になったり、満腹になるのはなぜ? まず身体の仕組みを知ろう
体重計だけじゃなくてこっちも使うとより実態に近い変化が把握できる
からだデザイン”wa” では ダイエットをこう考えます。
ダイエット≠ある一定の体重、体脂肪に減量すること
ダイエット=短期的にある種のはっきりとした目的、または長期的には健康な身体のため
- 自然に食べる量をコントロールし、何を食べるかを選択すること。
- 運動することを含め、身体の中のエネルギーのバランスをとること。
- 摂取から排泄の一連の流れ、そして細胞の生成-廃棄のサイクルを意識して変化させること。
絶対に失敗しないダイエットの1段階目として、そもそもおなかが減るってどういうこと? そして食べ過ぎてしまう仕組みとダイエット(身体の中のエネルギー代謝のバランスをとる)のために、必要な身体の仕組みを説明していきます。
まずダイエットの大前提、
空腹・満腹感をコントロールし過食を避けるためには
- 血糖値を一定のレベルに維持し、急激な上下動をさせない
- 過度または、長期間ストレス下にあった場合ストレスを緩和し、ストレスある状況から回避する
- 極端な摂食制限をしない
ことが必要です。さて、ややこしい言葉も出てきましたが、どうしてこの3つが必要なのか、その前提から説明していきます。
どーしてお腹がすくのかな?満腹・空腹 体内燃料活用モードと補給燃料利用モード
身体の中ではいろんな細胞が日々働いて、我々の身体が今ある形に保たれているわけですが、その働きの主な燃料(エネルギー)として血液の中の糖分が使われています。 ごはんを食べないことや、運動によって燃料が使われると、その数値である血糖値が下がってきます。
この数値が下がりすぎるとエネルギーが行き渡らないために、細胞に働きづらくなり、最終的に生命の維持に大きな障害となります。
それを防ぐために燃料が減ってきた!と身体にサインを出し空腹感を感じさせて、外部から栄養をとるよう指令を出します。それによって何がしかを食べて燃料補給をするわけです。
補給燃料活用モード
食事をとり一定以上に血糖値が上がってくると、細胞へのエネルギーの供給分としては十分、それ以上は今の生活上必要ないと身体にサインをだします。満腹感を感じさせそれ以上の燃料補給を抑えるよう促すのです。そして、膵臓からインスリンを放出して、補給した燃料を細胞にとって利用しやすくさせ、血中の余分な燃料(糖分)は今後の利用の為に脂肪(備蓄燃料)に変えることで今後エネルギーが必要な時に備える。すなわち補給燃料の利用モードになるわけです。
この考え方をもとにして説明すると、体内のエネルギーの濃度(血糖値)を適度な範囲に収め、過度なインスリンの放出をさせず、備蓄燃料を使わないで済むような範囲で生活を維持すれば、当座のエネルギー補給の必要性がなくなり、飢餓や空腹は感じにくくなるわけです。※1
体内燃料活用モード
断食や風邪などで摂食できない(燃料を補給できない)期間が続き血糖値が低い状態(低血糖)が長時間になると、備蓄燃料である脂肪をエネルギーに変換する体内燃料活用モードになります。備蓄燃料である脂肪を使いつくすと、筋肉の中のタンパク質を分解し燃料にします。すると、燃料消費先の筋肉が減ってくるので自然と省エネ型の身体になります。これは運動なし、過酷な摂食制限だけで減量をした場合も同じで、省エネ型の身体になった時に高カロリー食などを食べると、効率よく脂肪に転換させようとします。また消費する筋肉も少なくなるため、よりリバウンドに絶好な身体になってしまうのです。
ざっと概要ですが、空腹・満腹を感じる仕組みと補給燃料活用モードと体内燃料活用モードの仕組みでした。
精製された糖は脳にとても直截的に作用します
糖分を必要以上に補給しすぎた場合、インスリンを出して脂肪に変えようとしますが、その状態があまりにも長く続いたり、急激だった場合、膵臓に負担がかかりインスリンを出す機能が弱くなる、対処できなくなるなどして、血糖値が高い(燃料が濃すぎる状態)が続きます。するとさまざまな弊害が出てきます。
血中の燃料濃度(血糖値)が高くなる状態が続くと
など軽くない弊害が出てくるリスクが高くなってしまうのです。
次は、具体的にどうすれば身体に悪い行いをするレベルの血糖値の高い状態をコントロールし、空腹や過食を抑えることができるかを提示していきます。
次回は
1-2-1 食欲をコントロールする方法 空腹を誘う食品 過食を抑える 食品とは
失敗しない ダイエットシリーズ 目次
絶対に失敗しないダイエットなんて本当にあるの?基礎 まとめ&目次
※1.逆に言えば運動をして血糖値を下げたり、血糖値を急激にあげる食品をたくさん摂ること(飲酒も同様)でインスリンを分泌させ血糖値をさげるようにすれば、空腹感をより強く感じます。
参照:
糖尿病と低血糖 | 糖尿病について | ニプロ血糖自己測定器シリーズ
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- ダイエット 1 (名)スル 健康や美容のために、食事の量や種類を制限すること。+女の子の永遠のテーマ。ついみかけばっかりにとらわれてしまうが、健康のため、ということを第一に考えたい。本来は一種の健康法だが美容目的としてのダイエットが一般的。「ダ.. 続きを読む
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