アンチエイジングとは何事だ!若々しくいきるコツ 老化・加齢について調べてみました
エイジング(加齢)とは、年を経るごとに細胞の回復力が落ちていくこと
年を経るごとに、壊れた細胞が回復する度合やその回復期間が長くかかるようになるようです。
Anti aging-アンチエイジング(抗加齢化)とは
細胞の回復力を早め回復力を維持する試みのことです。若返りや老化の進行を停止することや、年齢を若い年へと逆戻りさせたりすることでもありません。
さて、エイジング(加齢)と一口にいってもどのような部分でどんな現象が起こるのか掲げていきましょう。
エイジング(経年・加齢)による劣化、機能の減退がみられる部分
- 1.血管・循環器系
- 2.骨密度
- 3.筋肉・関節の柔軟性
- 4.ホルモン分泌
- 5.嚥下力・咀嚼力
- 6.認知機能
- 7.皮膚(上皮) etc・・・
1.血管の柔軟性が失われる。コレステロールなどの異物によって血管が詰まったりする。
2・3.10代後半~20代前半をピークに後は経年により下降のみ、さらに生活や運動不足により下落傾向が強まる。女性は特に骨密度が低くなりやすい。エクササイズ、体操、ストレッチなどで対応できます。
4.疲労からの回復や、筋肉の再構成などに必要な成長ホルモン、男女の性別をわけ、男女を特徴づける性ホルモンなどの身体のメンテナンスに必要なホルモンの分泌が10代後半をピークに減少しピーク以上に増加することはない。
5.食材をのみこみ胃にくだす嚥下力がなくなり、硬いものを噛む咀嚼力もなくなっていく。 ※噛むという行為はそれだけでリズム運動と同様、セロトニン等が分泌されてリラックスするそうです。口腔衛生を維持し、老齢まで健康な歯を維持することは 豊かな食生活を保つだけでなく、健康にも良い影響を与えるんですね。
6.いわゆる頭を使うこと以外にも、笑いや、コミュニケーション、情動を動かす、運動、などにより認知機能が維持される。
7.主に紫外線などによる光老化により、ダメージを受け、肌のたるみ、皺、などの原因となる。ビタミンC、ポリフェノールの摂取で抵抗力や回復力の補強が可能。
以上の経年による老化 劣化する身体の部位についてでした。
そして本題。エイジング(加齢・老化)を遅らせ、細胞の回復力を維持、最大化させるために必要なことをあげていきましょう。
アンチ・エイジング~細胞の回復力を維持・取り戻すのに効果的な方法
- 1.抗糖化
- 2.断食によるオートファジー作用
- 3.睡眠
- 4.運動
- 5.熱性ストレス
- 6.摂食
1.糖自体の摂取の制限、食べ合わせ、食べる順番、AGEsの摂食を抑える、またはAGEsの効果をできる限り抑える食生活を。
100歳以上の高齢者に糖尿病を患った患者がいないということからも、インスリンシグナルと長寿との関連が注目されている
焼アーモンド、バター、オリーブ油、マヨネーズにおいて AGEs量は炭水化物群より多く、これらを食するヒトの血清中のAGEs量と有意に相関する。
”野菜や果物 全粒粉など炭水化物を多く含む食品中のAGEs量は低値を示し、レモンや酢の添加でそれらの値が低下することを示している。
引用:『アンチ・エイジングの医学~2005年5月 No.1』メディカルレビュー社
2.断食をすると オートファジー(自食のようなもの)という現象が起き、細胞内の不要な物質のクリーニングのようなもの実行され、細胞が活性化されるそうだ。※オートファジー機能をonにするにはプチ断食程度で十分といわれている。
参照:
アンチエイジング・バトル 最終決着 (朝日新書): 坪田一男: 本 Amazon.co.jp
3.睡眠の際に分泌される 関連ページ:眠りの質を高めて、パフォーマンスを向上させる方法
引用:『アンチ・エイジングの医学~2005年5月 Vol.1 No.1』メディカルレビュー社
4.適度な運動は骨密度が増し、筋肉が発達し、神経系の働きを促し、脳の健康にもよい
運動をすると 頭がよくなる!~著書・『脳を鍛えるには運動しかない』から~
5.HSP(ヒートショックプロテイン)入浴法、サウナ、熱め(42℃±1が適当とされる)のお風呂等は細胞自体にとって適度なストレスとなり、それにより回復力、再生力が発揮されるそうだ。※心臓や血管等に負担がかかる場合があるので、懸念のある人は十分手法に注意してください。
6.抗酸化素材の摂取 日々酸化のストレスにさらされる細胞に、酸化に対する耐性を与える栄養素を摂取する。
抗酸化食材「活性酸素」を食べ物で退治!! [食と健康] All About
断食のコンテンツ
アンチエイジング(抗加齢化・抗老化)のコンテンツ
不老長寿の遺伝子を追え!|日立 世界ふしぎ発見!
30秒で肌が! 血管が!冬の若返りストレッチ《PDF》
http://www9.nhk.or.jp/gatten/pdf/program/P20120125.pdf
30代で骨粗しょう症!? 意外な犯人&驚きの新薬《PDF》
参考・引用書籍
アンチエイジング・バトル 最終決着 (朝日新書): 坪田一男: 本 Amazon.co.jp
『アンチ・エイジングの医学~2005年5月 Vol.1 No.1』メディカルレビュー社
アンチエイジングのメソッド まとめ
摂食制限をし、必要以上のカロリー摂取を控える。過度の飲酒や喫煙を控える。糖化を促進するAGEsを含んだ食材を避ける。もしくは、適性レベルにまで制限しAGEsの作用を抑制する食材とともに摂取する。
適度な運動で身体をリフレッシュさせ、不要に生活リズムを崩さず睡眠時間を十分に確保し質を向上させ、抗酸化に良いとされる食品を摂取する。
コミュニケーションを積極的にとり、よく笑い、情動を動かし、社会的に安定する。入浴、サウナなどを利用することで熱性ストレスを加え、断食(=というより程度的には軽い絶食)によってオートファジー機能をonにすることで細胞レベルで回復力を増強する。
これらが今回老化・アンチエイジングを調べた中で 細胞の回復力を維持し、いきいきと生活するためのおおまかな方法でした。
途中までは、
不老長寿の遺伝子を追え!|日立 世界ふしぎ発見!
の長生き村の老人たちの生活そのもの! 長生きがどうかとかいうより健康に生きる為のお手本なので、疾病を遠ざけたい、年を重ねてもいきいきとした生活を送りたいという人には参考になりそうです。
健康寿命など言われる時代になりましたが、不健康になりたいと考える人はごく僅かでしょうし、そもそも健康とか病気、それ自体を意識しないような生活が送れる方にこしたことはないのは間違いありません。
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